Foreign Language Correction
中国文化関連:「絶品果物」の「檇李」
27 Jun 2023 (UTC)
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Japanese
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日本文化の雑食家です。
そして自分の力で、中国文化の良さをも広めたいです。
でも中国語の日本語訳はまだまだの感じで、さらに精進したく思います。
よろしくお願いいたします🤲
日本文化の雑食家です。
そして自分の力で、中国文化の良さをも広めたいです。
でも中国語の日本語訳はまだまだの感じで、さらに精進したく思います。
よろしくお願いいたします🤲
Last updated 27 Jun 2023 (UTC)
Message
旅行中見かけた紹介文です。それを日本語に訳してみましたが、不自然な表現があれば、ぜひ教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
Language to correct
Japanese
Text to correct
『檇李の記』2500年以上前から栽培が始まった「檇李(すいり、スモモの一種)」はスモモの中でも希少価値が高い/珍しい品種。古代では、帝王に献上するものとして「貢果(こうか)」と称され、広く世に知られていた/名を馳せた。ここ「桃園」は檇李の産地として有名な果樹園。明・清の時代では私用地だったが、中国が解放されてからは公的になったので、果樹園にある檇李の木は無事に保存できた。1958年、元全国人民代表大会常務委員会委員長の朱徳氏は桃園の檇李のあまりの美味しさに感動し、「絶品果物」という称賛の言葉をかけ、北京・中南海に4本の木を移植することまで命じたという。当時桃園には檇李の古木が元々18本あったが、そのうちの4本が中南海へ、2本が杭州の百果園へ移植された。現在桃園に残された12本の古木は、接ぎ木の形で育てられてきている。
檇李の開花時期は3月下旬から4月初頭までとなっている。4月上旬に発芽し、葉っぱが出る。色白な花はたくさんつくが、着果数/結実量は少ない。5月中旬に核が硬化し、6月下旬から7月初頭にかけて成熟する。ここで生産された檇李は大きいだけでなく、色も艶やかで、独特な風味があり、抜群な品質を有している。ちなみに、檇李の実の底には小さな爪痕のようなものが見られるが、中国春秋時代の美女・西施が残した爪痕だと言われている。それを知った清末の詩人・朱彝尊(しゅ いそん)は後に、自作『檇李の賦』に、「听说西施曾一掐、至今颗颗抓痕添(西施が昔一度つねたと聞く。今も個々に爪痕がついている)」の一句を綴ったそうだ。
#1
Anemone
[QBOFQnI]
古代では、帝王に献上するものとして「貢果(こうか)」と称され、広く世に知られていた/名を馳せた。
明・清の時代では私用有地だったが、中国が解放されてからは公的有地になったので、果樹園にある檇李の木は無事に保存することができた。
1958年、元全国人民代表大会常務委員会委員長の朱徳氏は桃園の檇李のあまりの美味しさに感動し、「絶品果物」という称賛の言葉をかけ用いて褒め称え、北京・中南海に4本の木を移植することまで命じたという。
現在桃園に残された12本の古木は、接ぎ木の形で育てられてきている。
檇李の開花時期は3月下旬から4月初頭旬(または4月頭)までとなっている。
4月上旬に発芽し、葉っぱが出るつく。
色白な花はたくさんつ咲くが、着果数/結実量(実がなる数)は少ない。
5月中旬に核が硬化し、6月下旬から7月初頭旬(または7月頭)にかけて成熟する。
それを知った清末の詩人・朱彝尊(しゅ いそん)は後に、自作著『檇李の賦』に、「听说西施曾一掐、至今颗颗抓痕添(西施が昔一度つねたと聞く。つまみしたそうで、これが
今も個々に爪痕がついている)」のでもひとつひとつの実に爪痕として残っているのだ)」という一句を綴ったそうだ。
Corrected
No problem
①「名を馳せた」という場合、一般的には『功績を築いた人』を主語として使われることが多いです。今回は物質ですので、「広く有名になった」「広く世に知られていた」という表現の方が良いでしょう。
②「私用地」「公用地」は日本語では「私有地」「公有地」と言います。
③「称賛の言葉をかける」というのは、一般的には相手が人の場合に使います。(例えば、社長が今期優秀な成績を上げた社員に称賛の言葉をかけた など) 今回は木に対しての行動ですので、「~という称賛の言葉」という表現を維持するのであれば、「~という称賛の言葉を用いて(使って)褒め称える」と言う方が良いでしょう。
④「初頭」という言葉は、1カ月よりももっと長い時間範囲の始め を意味します。例えば、20世紀初頭、1980年代初頭など。1カ月単位であれば初旬/上旬/中旬/下旬が良いでしょう。初旬と下旬は頭と末に言い換えることもできます。
⑤自作の書物の場合、「自著(じちょ)」という言葉を使えます。
⑥「一掐」はもちろん「一度つねる」という意味にもなりますが、「一(ひと)つまみする」とも表現できます。詩は少し柔らかい表現の方が良いでしょうから、「個々に」→「ひとつひとつの実に」など表現を変えてみました。
30 Jun 2023 (UTC)