外国語文章添削
日本語学科の宿題を困っでいますQwQ Part.2
2021/04/02
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朱(shu)
[QUVXGUk]
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国(地域)籍
台湾
言語
メッセージ
もし、内容でわかりにくいところがあれば、ぜひ教えてください、よろしくお願いします。P.S. 前回、内容の修正を手伝ってくれたあやみさん、本当にありがとうございました。
添削対象言語
日本語
添削内容
1.2 本研究の構成本研究は、全4章から構成されている。作成手順は以下の通りである。
一、日本のアニメと日本文化に関する先行研究を整理する。
二、ある日本のアニメを選定し、そこからいくつかの場面を取り上げて文化の構成要素によって分類し、分析する。
三、アニメを分析した結果に踏まえて、結論を導き出す。
日本はアニメ作品の数が多いため、分析の対象とするアニメ作品の選択が分析する上で特に重要だと思われる。
分析の対象となる作品は知名度が低く、視聴率が低い場合、読者が本研究の内容に共感できなく、読者の興味を引き起こせない可能性がある。
故に、注目度の高い作品を分析の対象にしたいと考えている。
『SLAM DUNK/スラムダンク』、『ONE PIECE/ワンピース』、『ドラえもん』、『あたしンち』など、有名なアニメは数多くある。
作品選びに迷っていたところ、『從日本動畫學習日本文化 ─以【鋼彈】系列為例─』と『由日本動畫習得日語及日本文化之研究─以《銀魂》為例─』という2つの修士論文を参考にした。
前者は「ガンダム」シリーズの戦争描写を通して現代日本人の戦争観を論し,後者はアニメ「銀魂」の皮肉なシーンを通して日本の時事を論する。この2つの論文と区別して、日本の日常生活から日本文化を分析したいと筆者は考えている。
最終的に本研究は、数あるアニメ作品の中から『あたしンち』を分析対象として選ぶことにした。理由としては以下点が挙げられる。
1.日常生活に密着した題材
『あたしンち』は、4人家族を中心に、日常的な出来事を描写したアニメだ。
スポーツを題材にした『SLAM DUNK/スラムダンク』、セミフィクションの『ドラえもん』、またはフィクションの『ONE PIECE/ワンピース』などとは、ストーリーの設定が異なっている。
『あたしンち』はより日本人の実生活に即した点が筆者がこの作品を分析対象に選んだ理由の一つである。
2.知名度が高い
漫画『あたしンち』は、1996年に文芸春秋漫画賞、2002年に手塚治虫文化賞 を受賞した。
テレビアニメ版は2002年4月から2009年9月までテレビ朝日系で放送され、「ドラえもん」や「ちび丸子ちゃん」などの人気アニメを上回る14.7の視聴率を記録した。
その人気の高さから、2005年には台湾のテレビでの放送が始まった。
台湾では、2007年から2008年にかけてPTTのオンライン投票で『あたしンち』が人気アニメベストテンの1位に選ばれた。
2010年の母の日を前に、高雄市議会議員の鄭光峰氏は、高雄市内の小中学生1,058人を対象に『母の日アンケート』を実施した。
その結果、自分の母親がアニメ『あたしンち』の『お母ちゃん』のようだと思う人は22%で、1位となった。
10年の時を経て、2020年の母の日の週末にバハムートGNNが実施した『母の日投票』では、実在の母親に似ている人物という投票で、台湾のネットユーザーがが選んだ1位はやはり『あたしンち』の『お母ちゃん』だった。
このアニメの人気の高さが窺える、日本だけでなく台湾でもよく知られており、2016年1月22日から4月10日まで国立中正紀念堂で展示会が開かれたことになった。
以上の理由で、本研究では、アニメ『あたしンち』からいくつかの場面を取り上げて、アニメに出ている日本人独特の文化を分類し、分析することを試みる。