外国語文章添削
私の座右の銘
2024/09/11
添削対象言語
日本語
添削内容
私の座右の銘小学校の頃、国語の授業で初めて「塞翁が馬」のことわざを勉強してから、疑問が生まれてきた。なぜだろうか、塞翁はどうやって未来のことを予知できるのかと、長い間ずっと考えていた。しかし、経験したことが増えれば増えるほど、そのことわざに含まれた奥深い哲学の思想をますます悟ってくる。今は「人間万事塞翁が馬」を座右の銘として、毎日を楽しんでいる。
「人間万事塞翁が馬」という諺は、福と禍が常に互いに転換することを示している。不幸に遭った時、ひたすら悲しみや不安に沈んでいくのは無用だ。有利な角度からこの「不幸」を理解したら、気持ちが寛ぐこと、または幸運になる転機を見つけることもできるかもしれない。私にとってこの座右の銘は、自分が前向きに物事を考える理由だと思う。試験で失敗してしまうとしても、それをこれから頑張る動力として一生懸命に勉強する。物が壊れると、新しいのを買うきっかけとして、より良い品質のあるやつを選ぶ。
一方、幸運に恵まれた時も、単なるひとりで嬉しがってはいけない。古人曰く、「おごる平家は久しからず」、突然に訪れてきた幸運や順風満帆に進んでいる物事に対して、決して油断してはいけない。チャンスをきちんとつかむと同時に、理性的に状況を分析して、失敗の可能性を除外する必要がある。自分は運勢が普通だと思うが、二回連続してアイスキャンデーの「もう一本」という賞に当たったことがある。その結果、大量のアイスを一気に食べたので、体調を崩した。それから「人間万事塞翁が馬」を頭も体も深く信じることになった。
今、小学校の頃の疑問が解けた。塞翁は未来のことを予知できるではなく、ずっと前向きな気持ちを持って、長い目で物事を見抜くから、日々を楽しみながら、未来を迎える万全な準備をしておくのだろう。私はまだまだ勉強不足ので、これからもこの座右の銘を貫き、人生というわざわいと福の絡む網を十分に味わいたい。