外语文章校正

日语

　　　　本当の幸福について
　人間の長い一生に、まるで重荷を負って山を登るようである。いかなる不幸の中にあっても、私たちは本当の幸福を追求しなければならないと思う。だが、本当の幸福は一体何だろうか、よく考えてみると、日常生活の小さいなことだと思う。
　例えば、事業や恋なんかの躓きに心が傷ついて苦しんでいる時、仕事のストレスが溜まってそれに潰されそうな時、何かの望みを遂げられずその失望に悩んでいる時、自分の無力感や孤独感が湧いてきた。にもかかわらず、私たちそうな時、いつも心の傷を舐めながら自分の幸福を祈る。実は、本当の幸福はずっと私たちのすぐそばにある。朝起きて家族たちと一緒に食卓に向かう。夕方帰って一碗の熱いお茶を飲む。夜になって自分の暖かい部屋でゆっくり眠る。こういう何でもないことが、それが失われた時になって、実に大きな幸福であったことを多くの人々が気づいているはずである。
　極めて簡単に言ってしまえば、私たちは毎日本当の幸福の中で生きている。ある人はスポーツに熱狂し、また、ある人は音楽に夢中になる。私にとって、歴史の本が非常に好きだ。そうな身近な生活に結びついていることを楽しむのが私たちの本当の幸福だ。
　つまり、本当の幸福は一つ一つの小さいなことだと私は思う。幸福の実体をはっきり悟った時、本当に幸福を手にする第一歩である。